こんにちは!愛犬との暮らしを思いっきり楽しんでいる皆さん、ドッグフード選びはどのようにしていますか?近年は“無添加”をキーワードにしたドッグフードが注目を集めています。ですが、いざ選ぼうとすると「どれが本当に無添加なの?」「どれが評判いいの?」と迷ってしまいますよね。
私も色々と買いましたがお腹が緩くなったり便が細くなったりと心配になることがあります。
そこでこの記事では、2025年現在も高評価&レビュー数が多い無添加ドッグフードを5つ、専門家の視点も交えながらご紹介!
愛犬の健康を守るために重要なフード選びのポイントも合わせて解説していきます。
そもそも「無添加」ってどういう意味?

ドッグフードでよく見かける「無添加」という表記。実は法律で明確に定義されているわけではありません。そのため、メーカーによって「合成保存料・着色料・香料を使っていない」という意味合いで使われる場合がほとんどです。
「無添加」のドッグフードを選ぶときは、合成保存料や着色料、香料などが本当に使われていないか原材料や成分表をしっかり確認するのが大切。製品によっては、天然由来の抗酸化剤(ビタミンEなど)を使用している場合もあるので、「完全に一切添加物が入っていない」というわけではないことを覚えておきましょう。
無添加ドッグフードを選ぶポイント

- 愛犬の体質・アレルゲンの有無を最優先
- フード選びで最も大切なのは、愛犬が安全に食べられるかどうか。穀物アレルギーなのか、特定の肉に反応しやすいのかなど、まずは獣医師に相談してみましょう。
- 主原料は肉や魚が理想的
- 犬はタンパク質を効率的に利用する生き物。パッケージの原材料欄の最初に「鶏肉」「ラム肉」「サーモン」など動物性原料が表記されているかがチェックポイント。
- 無添加でも「天然由来の酸化防止剤」はある程度使用
- フードの酸化を防ぐため、トコフェロール(ビタミンE)やローズマリー抽出物など天然由来の成分が使われることは多いです。完全ゼロは品質維持が難しい場合があるため、適度な使用はむしろ安心材料ともいえます。
- 適正な給与量&コストのバランス
- プレミアムフードは栄養価が高い反面、価格が高め。1日あたりの給与量を割り出し、コストパフォーマンスを比較してみましょう。
- 例えば「1kgあたり2,000円のフードでも、1日あたり50gで済む小型犬なら1日100円程度」など、犬種や体重で大きく違います。
- 健康状態を観察しながら微調整を
- 無添加フードへの切り替え初期は、便の状態や毛艶、体重変化などをチェック。
- フードを替えてすぐは体が慣れないこともあるため、1~2週間かけて少しずつ切り替えるのが一般的です。
1.アランズ ナチュラルドッグフード

ブランド背景・特徴
- 原産国:イギリス
- 「無添加」を重視しており、合成保存料・着色料・香料は一切使わない方針。
- 主原料はラム肉(放牧されている羊の肉が中心)。穀物は玄米やオーツ麦など、犬の体に優しいものを限定的に使用。
- 日本では販売開始から長年にわたり愛用者が多く、口コミやレビュー件数もトップクラス。
原材料のポイント
- 主原料:ラム肉(約50%以上)
- 他:玄米、オーツ麦、亜麻仁、ビール酵母、ビタミン・ミネラル類など
- “グレインフリー”ではないものの、小麦や大豆といったアレルギーが起きやすい穀物は不使用。
- 脂質は主に動物性脂肪と亜麻仁由来。亜麻仁はオメガ3系脂肪酸を含み、皮膚や被毛の健康をサポート。
成分
- 粗タンパク質:約22~24%
- 粗脂肪:約12~14%
- 粗繊維:約3~4%
- 水分:約10%前後
※製品ロットや時期によってやや変動あり
食べさせ方・1日の給与量の目安
- 中型犬(体重10kg前後)で1日あたり約120~150g
- 体重や運動量に応じて調整。便の状態や体型を見ながら微調整すると◎。
価格帯・サイズ
- 2kg前後の小袋から6kg以上の大容量まで複数展開。
- 参考価格:2kgで5000~6000円程度(2025年時点の目安)
- 1kgあたり約2,500円前後になることが多い。
口コミ・評判
- 「チキンやビーフが合わなかった愛犬にピッタリだった!」
- 「アレルギー症状が緩和したように感じる」
- 「においがキツくない」「ラム肉でも食いつきは良かった」などポジティブな声が多い。
注意点・デメリット
- グレインフリーを求める飼い主さんには不向き。
- ラム肉特有の香りがあるため、ワンちゃんによっては好みが分かれる可能性も。
2.カナガン ドッグフード

ブランド背景・特徴
- 原産国:イギリス
- “犬はもともと肉食に近い雑食”という理念のもと、高タンパク&グレインフリーを採用。
- 発売当初から「プレミアムフード」の代表格とされ、国際規格に準拠した工場で生産。
- 無添加(合成保存料・着色料・香料不使用)であることから、安心感が高いと評価される。
原材料のポイント
- 主原料:チキン(生肉、乾燥肉)
- サツマイモやエンドウ豆、ジャガイモなど穀物以外の炭水化物を使用。
- ハーブ類(カモミールやミントなど)やサーモンオイルを配合して、嗜好性と健康サポートの両立を図る。
成分
- 粗タンパク質:約33~36%
- 粗脂肪:約17~19%
- 粗繊維:約3.5~4%
- 水分:約8~10%
食べさせ方・1日の給与量の目安
- 運動量が普通の中型犬(10kg)で1日120~140gが目安。
- 高タンパクなので、与えすぎると体重が増えやすい場合がある。愛犬の体型管理が大切。
価格帯・サイズ
- 2kgのパッケージが主力で、5000円ほど。
- 1kgあたり換算だと2,000~2,500円前後。
口コミ・評判
- 「食いつきが非常に良い」「毛ツヤがよくなった」「便の状態が安定した」など評価◎。
- 「粒が小さめなので、小型犬でも食べやすそう」という声も。
- 一方で「価格がやや高い」と感じる飼い主さんもいる。
注意点・デメリット
- 高タンパク・高カロリーなので、運動量が少ないワンちゃんやシニア犬は体重管理に注意。
- チキンアレルギーのある子には与えられない。
3.モグワン ドッグフード

ブランド背景・特徴
- 原産国:イギリス
- 「食いつきの良さ」を重視して、チキン&サーモンをメインに採用。
- グレインフリー&無添加(合成保存料・着色料・香料ゼロ)。
- 近年日本でも急速に認知度を高め、レビュー数が非常に多い人気製品。
原材料のポイント
- 主原料:チキン(生肉&乾燥)、サーモン
- 炭水化物源は、サツマイモやエンドウ豆、ココナッツなど。
- サーモンオイルや亜麻仁でオメガ3系脂肪酸もしっかり補給。
- フラクトオリゴ糖やマンナンオリゴ糖など、腸内環境に配慮した素材も含む。
成分
- 粗タンパク質:約27~30%
- 粗脂肪:約10~12%
- 粗繊維:約3%
- 水分:約8%
食べさせ方・1日の給与量の目安
- 体重5kgの小型犬で1日60g前後。
- 中型犬以上はカロリー換算しながら給与量を調節。
価格帯・サイズ
- 1.8~2kg程度の袋で5500~6500円前後が多い。
- 定期購入などでやや割安になることがある。
口コミ・評判
- 「どんなフードを与えても食べなかったうちの子が喜んで食べるようになった!」といった嗜好性の高さに関する好評が目立つ。
- サーモン由来の栄養が肌・被毛に良い影響を与えているとの声も。
注意点・デメリット
- チキンとサーモンが両方入っているため、どちらかのアレルギーがある犬には不向き。
- 一般的なフードよりやや割高。
4.このこのごはん

ブランド背景・特徴
- 原産国:日本
- 小型犬向けに開発された無添加フード。
- 国産鶏肉(ささみ、レバーなど)をメインに、玄米や大麦などの消化に配慮した穀物を組み合わせ。
- 合成保存料・着色料・香料は不使用。
原材料のポイント
- 主原料:鶏肉(ささみ、レバー)
- 穀物:玄米、大麦
- かつお節や昆布などの和風食材も取り入れ、嗜好性アップを狙う。
- ビール酵母、モリンガなど、皮膚や被毛の健康をサポートする成分も配合。
成分(例)
- 粗タンパク質:約21~23%
- 粗脂肪:約8~10%
- 粗繊維:約2~3%
- 水分:約10%前後
食べさせ方・1日の給与量の目安
- 体重3~5kgの小型犬で1日50~80g前後。
- 粒が小さいので、噛むのが苦手な子でも食べやすい。
価格帯・サイズ
- 一般的には1kg前後(小袋)から販売しており、5000円程度。
- 定期コースで購入すると多少割引がある場合が多い。
口コミ・評判
- 「うちのトイプードルがバクバク食べる」「粒が小さくて扱いやすい」といった声。
- 「国産なのが安心」という点を評価しているユーザーも多い。
注意点・デメリット
- 鶏肉アレルギーには不向き。
- 中大型犬の場合はコスト面でやや負担が大きい。
5.ナチュロル
![]() | ナチュロル ドッグフード (850g) 国産 無添加 グルテン & グレインフリー 全犬種 全年齢 対応 価格:6360円 |

ブランド背景・特徴
- 原産国:日本
- “日本の犬のために作ったフード”をコンセプトに、複数の肉源(チキン、ビーフ、馬肉など)を配合。
- グレインフリーで、合成保存料・着色料・香料は不使用。
- アレルギー対応シリーズもあり、ラインナップが充実してきている。
原材料のポイント
- 主原料:チキン、ビーフ、馬肉
- 炭水化物源はジャガイモや豆類を中心に使用。
- 魚由来原料や海藻なども取り入れ、ミネラルバランスを整える工夫がされている。
成分(例)
- 粗タンパク質:約26~28%
- 粗脂肪:約10~12%
- 粗繊維:2~3%
- 水分:8~10%
食べさせ方・1日の給与量の目安
- 中型犬(10kg)で100~130g/日
- 馬肉が入っており、消化に優しいタンパク源として注目される一方、合う・合わないは個体差あり。
価格帯・サイズ
- 1.7kg前後のパッケージで4,000円~5,000円程度。
- 定期コースやまとめ買いで少しお得になることが多い。
口コミ・評判
- 「馬肉が珍しく、アレルギーが出にくいみたいで助かった」という声。
- 「複数の肉がブレンドされているからか、食いつきが良い」という意見も。
- 国産メーカーなので、問い合わせ時の対応も比較的スムーズだと好評。
注意点・デメリット
- 肉源が複数あるため、どれかにアレルギーがある場合は注意。
- グレインフリーではあるが、植物性の原料(豆類など)が合わない子もまれにいる。
よくある質問(Q&A)
Q1. 無添加ドッグフードはどんな犬でも合いますか?
A. 一般的には体に優しい素材が多いですが、原材料のアレルギー有無を必ず確認。無添加でも特定食材にアレルギー反応があればNGです。
Q2. グレインフリーと無添加は同じ意味ですか?
A. 違います。無添加は“合成保存料や着色料等を使わない”という意味合いが強い。一方、グレインフリーは“穀物を使わない”という設計です。両方を兼ね備えたフードもあれば、どちらか片方だけの場合もあります。
Q3. プレミアムフードでも保存料は入っているのでは?
A. 合成保存料ではなく、天然由来のトコフェロール(ビタミンE)やローズマリー抽出物などが使われるケースが多いです。酸化防止や品質保持のために最低限の添加は必要ですが、化学合成物質を避けることを重視しているのが無添加フードです。
Q4. 少量ずつ買ったほうがいい?
A. 可能であれば鮮度を保つために小分け購入がベター。大袋を選ぶなら、開封後はしっかり密閉し、日光や湿気を避けて保管しましょう。
まとめ
無添加ドッグフードは、「犬の健康に配慮した素材選び」や「化学合成添加物を極力使わない」点で注目を集めています。今回ご紹介した5商品は、2025年の現在でも高い評価と豊富なレビューがある信頼性の高いブランドばかりです。
- アランズ:ラムメイン。穀物は玄米やオーツ麦で消化に配慮。長年の人気。
- カナガン:チキン主体。グレインフリーで高タンパク。イギリス製の定番。
- モグワン:チキン&サーモンで嗜好性抜群。腸内環境にも配慮。
- このこのごはん:国産鶏肉と玄米中心。小型犬向けの粒サイズ。
- ナチュロル:チキン・ビーフ・馬肉など複数肉を配合。国産でグレインフリー。
愛犬に合ったフードを選ぶ際は、アレルギー・体質を優先しつつ、主原料のチェックや給与量、コストバランスを見極めましょう。切り替え初期は少量ずつ、体調や便の状態を確認しながら移行するのがおすすめです。無添加ドッグフードを上手に活用して、愛犬がより健康に、長く元気で過ごせるサポートをしてあげてくださいね!
「食は健康の源」とも言われるように、毎日口にするドッグフードは愛犬の寿命やクオリティ・オブ・ライフに直結します。ぜひこの記事を参考に、大切な愛犬にぴったりの無添加ドッグフードを見つけてあげてくださいね!


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